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発表になったシマノ製フラッグシップ新型ホイール「WH-R9370」をご紹介。
【新型ホイールの発売】

前作のR9200シリーズの発売から約5年、ワールドツアーシリーズでもプロトタイプの使用が散見されていましたが、ついにその製品の詳細が発表されました。
この5年という年月。
人間の生命力×使用機材でしのぎを削る最先端のスポーツシーンでは非常に長い時間であり、この間にも様々なプロダクトで革新的な技術が取り入れられてきた。
ホイールに関して言えばタイヤ幅やリムのワイド化やレースにおいてはほぼチューブレスが中心になっており、スポークはカーボンスポークを使用。
一見すると、多くのブランドが採用してきた仕様を引っ提げて、満を持してシマノが新型ホイールを発表してきた流れだ。
【現在のUCIルール環境下における最適解】

レースシーンでは、タイヤやリム幅はどんどんワイド化し、その重量増をフレームやコンポーネントでバランスをとることで、完成車の重量としては7kg前後で収まっている仕様が多い印象だ。
しかしUCIの近々の動きとしてはタイヤのワイド化やギア比に関しての言及が多く、さらなるタイヤのワイド化に関しては歯止めがかっている様子が見られる。
そんな理由から様々なホイールメーカーのリム内径がある程度足並みをそろえているのだろう。
今回のホイールも例にもれず、リム形状やスペックに関して特にサプライズは無いように見える。
ルールの中で運用されるレース機材として開発されている以上、突飛なプロダクト開発は行われないのもわかる。
今回のホイールはどのような特徴があるのだろう。
【カップ&コーンと交換可能なレース】
現在出回っている多くのカーボンホイールではシールドベアリングが採用されており、カップ&コーン形式は非常に限られている。
シマノの考えではスルーアクスルによる締め付けによるベアリングへの与圧の変化は、シールドベアリングよりもカップ&コーン形式のほうが悪影響が出にくく、回転性能に影響を与える可能性が少ないそうだ。
前作まではハブと一体となっていたべリングレース。
ベアリングレースが傷ついてしまい交換が必要になってしまった場合は、ハブごと交換が必要だった。
今作ではベアリングレースを交換可能な形式にしたことで、スモールパーツの交換だけで対応が済むとのこと。
【カーボンスポーク】

今作のホイールではカーボンスポークを採用。
昨今よく見るようになったカーボンスポークだが、実際によく見て、触れてみると他社のカーボンスポークとは違う仕上がりになっている。
表面のコーティングがしっかり施されており、どことなく他社製品のカーボンスポークにありがちな危うさを感じさせない。
仮にスポークが破断した際にも、スポークがぶら下がることが無いよう、スポークを通すフランジ穴はスポークの頭がはまり込むように設計されている。
一見単純にカーボンスポークを採用したように見えがちだが、そこにはシマノらしい細かい設計思想と、プロチームからのフィードバックを生かした開発が垣間見える。
様々な特徴の中から一部を紹介したが、プロダクトの真価はこれにとどまらない。
シマノのホームページにはこれまでに一つのプロダクトに対しては行われたことがないような情報量が羅列しており、開発のストーリーやテクノロジーに触れることができる。
この記事で製品が気になった方は是非一度このページを読み漁ってほしい。
シマノ製品ページ
※画像引用シマノHPより
今回ご紹介させていただいたシマノ製新型ホイールは当店でもご注文可能です。
ホイールの入荷は少々先になりますが、ホイールを試乗いただける機会もご用意する予定です。
ご用命はサイクルプラザまで。


