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2026.5.5
【第4章 練習哲学の転換:「ゆっくり走れば速くなる」】全16章

「やめる勇気」と「続ける力」。 この二つは、スポーツだけでなく、人生そのものを支える大切な軸だと、私は40年近くの挑戦の中で学んできました。

これは、特別な才能の物語ではありません。「動けば道は開ける」 というシンプルな真実を信じて歩んできた記録です。

もしあなたが今、何かを始めたい、続けるか迷っている、やめるべきか悩んでいる、もう一度挑戦したい そんな気持ちを抱えているなら、 この物語が少しでも背中を押せたら嬉しく思います。

 

そんな折、佐々木功さん著 『ゆっくり走れば速くなる』 という本を、タイトルに惹かれて手に取りました。

その中に、印象的な比喩がありました。

(うろ覚えですが) スポンジに高い水圧で一気に水をかけても、こぼれるほうが多い。 しかし、ゆっくり浸していけば、しっかり水を染み渡らせることができる。 人間の身体も同じだ——。

この考え方に深く共感し、 それまで「5kmをいかに速く走るか」ばかり考えていた練習を、 「ゆっくり、少しでも長く走る」 方向へと変えました。

最初の20kmジョグは、歩きも含めて約4時間でした。 次は歩かずに2時間30分、 その次は2時間10分、2時間、1時間50分……。

約4カ月で、20kmを1時間20分で走れるようになっていました。

もちろんトラックではなく、 踏切や信号、交差点で何度も止まりながらの市街地ランです。 それでもタイムは伸び続け、 「これはサブ3も夢ではないか……」 という甘い考えが頭をよぎるようになりました。

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