やめる勇気」と「続ける力」。 この二つは、スポーツだけでなく、人生そのものを支える大切な軸だと、私は40年近くの挑戦の中で学んできました。
これは、特別な才能の物語ではありません。「動けば道は開ける」 というシンプルな真実を信じて歩んできた記録です。
もしあなたが今、何かを始めたい、続けるか迷っている、やめるべきか悩んでいる、もう一度挑戦したい そんな気持ちを抱えているなら、 この物語が少しでも背中を押せたら嬉しく思います。

そんな折、取引先の紹介で「有名な先生」と言われる医師を受診し、 筋弛緩剤と痛み止めを朝・昼・晩と飲み続ける生活が始まりました。
1年ほど続けた結果、ジョギングは完全に中断し、 体重は約30%増し、90kg近くにまで増えていました。
歩いているだけでも意識が遠のくような感覚に襲われることもあり、 「このままでいいのか」という不安が募っていきました。
ある日、風邪をひいて近所の内科医を受診しました。 その先生は自転車好きで、診察の半分は自転車の話になるような方でした。
そこで初めて、顎のことや長期間の投薬について打ち明けると、 「そんなに続けちゃダメだよ。早く言ってくれればよかったのに」 と心配されました。
その言葉をきっかけに、薬をやめ、痛み止めも最小限にし、 増えすぎた体重を落とすためにジョギングを自転車に切り替えて運動を再開しました。
1年かけて、体重は90kgから70kg弱まで減少しました。 その後、再びジョギングも少しずつ再開しました。
顎関節症そのものは40代から50代半ばまで長く続きましたが、 55歳頃になってようやく頭痛が落ち着き、 「ようやく一段落ついた」と感じられるようになりました。

